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1.インフルエンザとは? 2.予防するには? 3.どこで接種できる? 4.接種による効果は? 5.予防接種を受けるには? 6.理想的な接種時期は? 7.予防接種の価格は? 8.接種できない人は? 9.卵アレルギーの人は? 10.接種による副反応は? 11.接種は1回でいい? 12.どんな種類があるか? 13.感染してしまったら? 14.解熱剤は使ってもよいか? 15.何日間休めばいい? 16.感染者の部屋や衣類は? 17.授乳中の接種は大丈夫? 18.時期が重なる場合は? 19.水銀が入ってるの? 20.健康被害が発生したら? 21.今年の流行は? 22.新型が現れたら? 23.ワクチンは国によって違う? 24.鳥インフルエンザは? 25.その他に気をつける事は? |
インフルエンザワクチンには水銀(チメロサール)が含まれているんですか? 日本の製品を含め、世界で生産されているインフルエンザワクチンをはじめとした不活化ワクチンには、1930年頃より通常、チメロサールという輸送・保存時の防腐剤(水銀) が、容器内の細菌などによる汚染を防ぐ目的で含まれています。 チメサロールはエチル水銀を含んでいますが、水俣病などの健康被害が報告されているメチル水銀とは異なり、神経組織を始めとした臓器に取り込まれる割合は低く、その半減期(体内に取り込まれた量が半分に減るのに要する期間)も短くて、1週間未満(メチル水銀は半減期約1ヵ月半)とされています。現在のところ、ワクチンに含まれているような微少量で、実際的な健康被害の報告も、神経症状などを生じるといったような因果関係を証明する研究報告もありません。しかし、水銀剤であるということから、世界でも安全性に対する問題点が議論されており、WHOは当面はチメサロールを可能な限り減量し、将来的には代換えとなる保存剤を開発し、これを完全にとり除くことを各国に向けて勧告しています。 わが国でも、減量の方向で努力が続けられており、現在市場に流通している製品には痕跡程度の量(0.004mg/ml〜0.008mg/ml)のチメロサールしか含まれていません。既にチメロサールを含まないインフルエンザワクチンもありますので気になる場合は医師に確認しましょう。 |
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