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1.インフルエンザとは? 2.予防するには? 3.どこで接種できる? 4.接種による効果は? 5.予防接種を受けるには? 6.理想的な接種時期は? 7.予防接種の価格は? 8.接種できない人は? 9.卵アレルギーの人は? 10.接種による副反応は? 11.接種は1回でいい? 12.どんな種類があるか? 13.感染してしまったら? 14.解熱剤は使ってもよいか? 15.何日間休めばいい? 16.感染者の部屋や衣類は? 17.授乳中の接種は大丈夫? 18.時期が重なる場合は? 19.水銀が入ってるの? 20.健康被害が発生したら? 21.今年の流行は? 22.新型が現れたら? 23.ワクチンは国によって違う? 24.鳥インフルエンザは? 25.その他に気をつける事は? |
インフルエンザワクチンの接種は何回受ければよいのでしょうか?
現在、日本で行われているインフルエンザのワクチン接種に使用するインフルエンザHAワクチンについては、平成12年7月から薬事法上の用法・用量が以下のようになりました。
ただし、65歳以上の高齢者に対しては1回の接種でも効果があり、2回接種による免疫の強化に関する効果についての評価は定まっていませんので、現在は1回接種が推奨されています。これは、厚生科学研究費による研究「インフルエンザワクチンの効果に関する研究」において、高齢者(65歳以上)に対するインフルエンザワクチン1回接種法による有効性の評価を行った結果、接種を行った後の抗体価の上昇は良好であり、重症化は十分に阻止する事が可能であったという報告に基づいています。また、これらの高齢者に接種した際の重篤な全身反応はなく、局所反応も軽微でした。 13歳以上64歳以下の方でも、近年確実にインフルエンザに罹患していたり、昨年インフルエンザの予防接種を受けている方は、1回接種でも追加免疫による十分な効果が得られると考えられます。2回接種をしたほうがより抗体価は上昇するという報告もあり、接種回数が1回か2回かの最終的判断は、被接種者の意志と接種する医師の判断によりますので、接種の際には最近インフルエンザにかかったことがあるかどうか、最近ワクチン接種を受けたかどうかとその時期、そして現在の体調などを医師に伝え、よく相談して下さい。欧米諸国では新しい型のインフルエンザウイルスが出現しない限り、年少児を除いて、ほとんどの人がインフルエンザウイルスに対する基礎免疫を獲得しているので、1回の接種で追加免疫の効果があるとしているところがほとんどです。 |
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