Powered by shujii.com | ||||
ダウンロード | 予診票(表面) | 予診票(裏面) | ご利用手順(患者様用) | サイトマップ |
1.インフルエンザとは? 2.予防するには? 3.どこで接種できる? 4.接種による効果は? 5.予防接種を受けるには? 6.理想的な接種時期は? 7.予防接種の価格は? 8.接種できない人は? 9.卵アレルギーの人は? 10.接種による副反応は? 11.接種は1回でいい? 12.どんな種類があるか? 13.感染してしまったら? 14.解熱剤は使ってもよいか? 15.何日間休めばいい? 16.感染者の部屋や衣類は? 17.授乳中の接種は大丈夫? 18.時期が重なる場合は? 19.水銀が入ってるの? 20.健康被害が発生したら? 21.今年の流行は? 22.新型が現れたら? 23.ワクチンは国によって違う? 24.鳥インフルエンザは? 25.その他に気をつける事は? |
インフルエンザ予防接種の副反応はありますか? 予防接種の後まれに副反応が起こることがあります。また、予防接種と同時に、ほかの病気がたまたま重なって現れることがあります。 一般的に副反応は軽く、10〜20%でワクチンを接種した場所が赤みを帯びたり、腫れたり、痛んだりすることがありますが、通常2〜3日のうちに治ります。全身性の反応としては、5〜10%で 発熱、頭痛、さむけ、体のだるさ などがみられますが、やはり2〜3日のうちに治ります。ワクチンに対するアレルギー反応としては、湿疹、じんましん、かゆみなどが数日見られることもまれにあります。 接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害の症状が現れる等の報告もあります。 非常にまれですが、ショックやじんましん、呼吸困難などがあらわれることがあります。またインフルエンザ脳症という、インフルエンザをきっかけに生じた脳症で,意識障害やけいれんの症状を呈することがあります。 主に6歳以下の子どもが発症し,1歳をピークに幼児期に多く発症します。死亡率は15%であり,後遺症も25%と重篤な疾患です。全国で年間100人から300人位発症しています。(厚生労働省:インフルエンザ脳症研究班の報告より) インフルエンザワクチンは不活化ワクチンですので、ウイルス自体は化学的に処理され病原性はありませんから、その接種によってインフルエンザになることはありません。ワクチンの接種後に発熱した場合も、インフルエンザ以外の冬季に見られる呼吸器疾患にかかった可能性もあり、必ずしもワクチンの副作用とは限りません。その他にギランバレー症候群(GBS)、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑などの報告がまれにありますが、ワクチン接種との直接的関連については明らかになっていません。日本では、昭和51年から平成6年までの、主に小児に対して接種が行われていた頃の統計では、インフルエンザワクチン接種により引き起こされたことが完全には否定できないとして、救済対象と認定された死亡事故は約2,500万接種あたり1件でした。 予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をもってひどくはれたり、全身のじんましん、繰り返す嘔吐、顔色の悪さ、低血圧、高熱などが現れたら、医師(医療機関)の診療を受けてください。 |
|